乳がん生活:患者力:患者力アップのヒント

コロナウィルス禍の今、 爪のこと、考えたことありますか?

抗がん治療中は副作用で爪がボロボロ、しかも真っ黒になってしまったので、気持ちが落ち込んでしまいました。ジェルはいろいろな理由で使えず、その代わりにマニキュアを塗っていました。そして、新型コロナウイルスの感染拡大されている今、医療現場でネイルが問題になることもあるのをご存知でしょうか?

パルスオキシメーター

パルスオキシメーター(pulse oximeter)とは、指先などに装着して脈拍と酸素をチェックする機器。光の透過・反射などをセンサーで測定・分析し、心肺機能が正常に働いているかを診るものです。救急や手術時などに体験された方もあるかもしれません。

ですから、急患として運ばれてきた患者さんの爪にジェルがついていると、特別なリムーバーがないとオフできない場合もあり得るのです。特にデコラティブなデザインや、ストーンがたくさんついているようなジェルの場合は、医療従事者の皆さんの負担となることもあり得るのです(*)。

*パルスオキシメーターはメーカーや機種によって、またネイルの状態によって測定可能の場合もあります。詳細は、メーカーにお問合せください(編集部注)。

こんなときこそおうちでケア

手術や入院のときには、爪やお化粧を落とすということは当たり前だとお思いでしょう。それと同じように、今このような緊急事態宣言が続き、自分が感染する可能性もあるなかでジェルネイルはいったんお休みしてみませんか? 

いつもより手洗いの回数が多く、しかもアルコールジェルを塗布していますから、手指はかなり乾燥しているはずです。たっぷりあるおうち時間で、保湿のケアをしましょう。ネイルクリームやオイル、ハンドクリームなどたっぷり使って、マッサージ。気持ちもリラックスします。「でも、やっぱり爪先もおしゃれしたい」という方には、除光液などで簡単に落とせるマニキュアならいいかもしれません。ジェルネイルをつけたまま自粛生活に突入した方には、自宅でオフするセットもあります。自粛生活が終わったら、好きなネイルデザインを楽しみましょう。

▼ネイルクイック おうちでくつろぐ
https://www.nailquick.co.jp/campaign/stayhomebeautyset/

サポーター

緒方佳美
緒方佳美
外資系企業数社を経て退社。
その後、乳がん発症。トリプルネガティブと診断され、術前抗がん剤治療、部分摘出手術、放射線治療を経験。家族にもがん体験者あり。治療中から、がんと仕事の両立支援や、がん体験者のための支援活動を考える。乳がん体験者コーディネーター(BEC)認定。
2018年10月、株式会社オフィスオガタ設立(人材紹介・コンサルティング業)。
多様性を認める社会形成への貢献を意識し、東北支援活動、地元の景観まちづくりの会での活動を通じて地域とのつながりも大事にしている。

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