自分らしく

心と身体をデトックスする旅~南インド ケララへの旅(1)

長い有休消化、どう過ごそうか??

いろいろ思うところがあり、2019年3月で26年間働いた会社を辞めることにしました。有休もたくさん余っていたこともあって、12月下旬から休むことに。「こんな長い休みは二度とない」と思い、どこか旅に行きたいなぁと漠然と考えていました。

そんなとき、たまたまインドの旅行代理店を経営している日本舞踊の先輩との会話から、「そうだ! インドにアーユルヴェーダをしに行こう!」と思いつきました。退職ということで連日送別会が続き胃腸も疲れていたし、今までの仕事で蓄積されたストレスや嫌なこと含めて、気持ちをリセットしたいと思ったのが今回の決定に至った理由です。先輩にアレンジいただき、6泊9日の旅行が決まりました。

初めてのインドの滞在先

今回の滞在先は、「プーバー・アイランド・リゾート」内の「アーユルヴェーダ ヴィレッジ」という施設。ここは陸路では到着できず、専用のボート乗り場からボートでたどり着くリゾートで、非日常感をかきたてられます。一般のリゾート施設とは隔離されたエリアに、レストラン、客室、プール、アーユルヴェーダ施設がまとまっています。

アーユルヴェーダとは

そもそも「アーユルヴェーダ」とは、サンスクリット語で「ayur=生命」「veda=科学」という2つの意味が合わさった複合語。医学のみならず生活の知恵や哲学的なことも含まれており、病気の治療と予防だけでなく、より良い人生を過ごすための手引きのような存在とのことです。

アーユルヴェーダによれば、人間の身体はドーシャ(身体に働きかけるエネルギー)、ダートゥ(身体を構成する組織)、マラ(老廃物)、アグニ(消化・代謝)という4つの原理で構成されているとのことです。このなかで「ドーシャ」は聞き覚えのある言葉ではないでしょうか。

「人間には3つのドーシャがある」と言われています。それが、ヴァータ(風:移動や伝達を支配)、ピッタ(火:消化や変換を支配)、カパ(水:潤滑や構造を支配)。この3つのバランスが崩れた状態が病気とされ、整えるためには食事が非常に重要だとされています。

サポーター

渡邊亜紀
渡邊亜紀
26年間の百貨店勤務→4年間の中小小売企業の役員→2023年4月から鍼灸師を目指して専門学校に入学。百貨店在職期間中はビューティ関係に関わる期間が長かったため、インナービューティ、健康への関心が高く、その結果鍼灸師になりたいと思い学生になりました。趣味は日本舞踊(正派若柳流)で名取取得しています。その他、旅行、着物、醸造酒(ワイン、日本)も好きで、SAKE DIPLOMAの資格も取りました。

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