自分らしく

音楽で体験するサーフィン

カルチャーでもあるサーフィン

今年の東京オリンピックが予定どおり開催されていれば、追加種目として競技デビューしたのがサーフィンでした。「南太平洋の古代ポリネシアの人々が始めた、板切れで波に乗る技術が起源」とされています。長い時代を経て、スポーツとして受け継がれてきました。

1960年代に、カリフォルニアの若者を中心にサーフィンは大流行しました。今では、映画、音楽、ファッションやライフスタイルにも影響するスポーツにとどまらないカルチャーともいえます。

リラックスできるサーフィン音楽

サーフィンの音楽といえば、懐かしいヒット曲を思いうかべます。ザ・ベンチャーズの『パイプライン』や『ワイプ・アウト』からサーフィンの専門用語を知り、ザ・ビーチ・ボーイズの『サーフィン・サファリ』や『サーフィン・U.S.A.』でサーファーを目指した人もいたでしょう。

そんな名曲も懐メロになりましたが、サーフィンの人気は冷めることがありません。近年は、サーファーの自然と共生する生活や価値観が支持されています。サーフィンをテーマにした音楽も、かつてのダイナミックなサウンドから、ゆったりとリラックスできる音楽が主流になりました。

ハワイ出身のシンガー・ソング・ライター、ジャック・ジョンソンは、現代のサーフ・ミュージックを代表するアーティストです。元プロ・サーファーでもあり、サーファーたちのカリスマ的存在です。シンプルにギターを奏でて歌うジョンソンの音楽は、ソフトなムードで幸福感に浸れる魅力があります。

ビーチに出かけなくても、サーフ・ミュージックを聴けば、リラックスできるライフスタイルを味わえるはずです。

サポーター

a. ユージ
a. ユージ
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