自分らしく

心地よい音楽を聴いて健康になる

ヒーリング・ミュージックを聴いてみる

ヒーリング・ミュージックは、瞑想やリラクゼーションを促す音楽です。エステ・サロンの施術中とか、歯医者でも流れるBGMの定番でもありますね。

心地よい音楽はリラックスを助けて、催眠効果も発揮します。ストレスの解消法にロックやポップスを爆音で聴くのもいいですが、エキサイトして血圧が上がりそうで注意が必要かも。一服のコーヒーを味わうように、静かで心地よい音楽に浸り、落ち着くひとときを過ごすのが健康の秘訣でしょう。そんなときの音楽は、ヒーリング・ミュージックがぴったりです。

セラピー効果のあるジョージ・ウィンストンのピアノ

ヒーリング・ミュージックの代表的なアーティストに、ピアニストのジョージ・ウィンストンがいます。ピアノ・ソロという独自の演奏スタイルを貫く、孤高の音楽家です。

ウィンストンは、アメリカのモンタナ州で育ちました。音楽的にはブルースやジャズの影響を受けていますが、奏でるメロディは牧歌的で故郷のモンタナやミシシッピの情景を思わせる絵画的な音の世界です。彼のピアノの調べは心が安らぎ、まさに癒しに浸れる音楽として根強い人気があります。

ウィンストンは、70年代から多くのアルバムを発表しています。初期の作品で、四季をテーマにした「AUTUMN」(80年)、「WINTER INTO SPRING」(82年)、「DECEMBER」(82年)、「SUMMER」(91年)の4枚のアルバムは、彼の代表作です。すべてピアノのソロ演奏ですが、自然風景を写し取ったような演奏はどれも気持ちが安らぎます。私も、折に触れてなぜか聴きたくなり、CD棚から引っ張り出すのが「SUMMER」です。ジャケットの写真は朝日を浴びたヒマワリ畑で、なんとも清々しい。ヒマワリは夏の花ですから、この1枚の写真で夏の情景が伝わってきます。演奏している曲も明るい曲調の数々で、大らかな気持ちになれます。夏を待たずとも、聴けば陽光に照らされるように視界が広がります。

音楽を聴いたり演奏したりすることは心身の健康に効果があり、「ミュージック・セラピー」という専門療法が研究されています。その専門的な研究でも、このジョージ・ウィンストンのピアノ演奏は療法サンプルに採用されているとか。彼のピアノを聴けば、喧騒を抜け出して自然のなかにワープできるかもしれません。

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浅井 祐二
浅井 祐二
ガラス・メーカーや外資のブランド会社に勤務し、現在は宝飾会社のアドバイザーを務める。
愛好するスムーズ・ジャズの素人ブログを発信している。

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