自分らしく

生活のなかのアロマ

生活のなかで欠かせないもののひとつに、アロマオイルがあります。アロマオイルを使われる方は多いと思いますが、今回は「私のアロマオイルの使い方」をご紹介したいと思います。

ラベンダーは、私にとってオールマイティなオイルで欠かすことはありません。優れた鎮静作用によってイライラする気持ちや不眠には効果があるので、ベッド周りで使われる方も多くいらっしゃると思います。もちろん、私も毎晩ラベンダーの香りに包まれ寝ています。また、筋肉痛を和らげる働きも注目されていますので、私たち山に行く人間にとっても、とても重宝するオイルです。

山編

テント泊でシャワーを浴びることができないときは、ラベンダーオイルで頭皮マッサージします。そして、登山後にはマッサージオイルとして使ったり、打ち身や捻挫、切り傷、擦り傷、日焼けにもラベンダーオイルを使っています。

お肌への効果としては、皮膚の炎症やかゆみを和らげる作用や、消毒・殺菌作用がありますので、虫さされには洗面器に冷水を入れラベンダーオイル2、3滴程を垂らしてよく混ぜ、浸したタオルを軽く絞ったもので冷湿布を行うと効果的です。夏にはアルコールにミントとレモングラス、ラベンダーをミックスしてオリジナルの虫除けスプレーをつくり、必ず携行しています。

スポーツの後には、希釈用のキャリアオイル30mlにラベンダーを6滴いれたものでマッサージ。クールダウンには、希釈用のキャリアオイル30mlにラベンダー3滴にペパーミント2滴とレモングラス1滴をミックスしたものでマッサージします。ペパーミントの爽やかさが疲れた筋肉をすっきりと回復させてくれます。ラベンダーは心と身体の双方にさまざまな効果を発揮する、まさに「万能オイル」です。

病院編

20年前に大事故で入院しました。骨盤と大腿骨転子を骨折し、ベッドに括りつけられる状態に。座ることも寝返りをうつこともできない状況でした。ある日、病室にお湯を張った洗面器を持った年配の女性が現れました。「足、お湯につけて洗いたいでしょう」そう言って、ベッドの上にビニールを敷き、その上にお湯の入った洗面器を置き、私の足をそっと持ち上げお湯のなかに入れてくれたのです。

確か1週間ぶりのお湯だったと記憶しています。なんて気持ちがいいこと。そのとき、微かにミントを感じました。しかし、事故から1週間くらいのことだったので何が入っているのか会話をした記憶はあるのですが、今では遠い過去のことではっきり覚えていません。とにかく、そのボランティアの方のおかげで、すっきりと気持ちよくなったことはよく覚えています。

父ががんで入院していたときはむくんだ足を母と一緒にローズオイルでマッサージをしてあげると、「いい香りだね、気持ちいいよ。ありがとう」と、本当に気持ちよさそうに言ってくれました。花を育てることが大好きだった父には、バラの香りが自宅の庭を思い出させたことだと思います。

外出編

寒くなると「風邪が移るのではないか」と心配で、電車に乗るときは必ずマスクをしています。朝の通勤ラッシュ、マスクにペパーミントを一滴染み込ませたマスクでスッキリ爽やか、快適に電車に乗ることができます。

アロマは独学ですが、自分でいろいろ試して生活のなかに取り入れています。香りによって癒されるので、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。

Author profile

峠原直実
峠原直実
スタイリスト、専門誌の原稿執筆、百貨店の服飾雑貨ディレクター、アパレルブランドのファッショングッズの企画、皮革問屋での商品開発など、フリーランスで活動後、2018年に株式会社ニッポン・スタイルを設立。
グリーンシーズンは沢登りに縦走、マウンテンマラソンに参加し、冬はバックカントリーと1年を通して週末は山を楽しむ。
料理も趣味。山でも美味しいご飯が食べたく、ライトウエイトの食材を探索。

プロフィール