自分らしく
〈洋楽ポップス回顧録〉(18)Superstar

オリジナル版では、Claptonがギターを担当
ロック全盛の1970年代の洋楽シーンで、独自の音楽スタイルを貫き大きな成功を収めたのがCarpentersでした。彼らのヒット曲は綺羅星のごとく次々と発表されていて、「兄妹デュオで世界一有名」とも評されています。『Close to You』『Rainy Days and Mondays』『Yesterday Once More』『Top of the World』…一度は聞いたことのある珠玉なメロディーが散らばめられた曲ばかりです。
そんななか、今回、ご紹介するのが『Superstar』です。もともとLeon RussellとBonnie Bramlettによってつくられた曲で、Delaney & Bonnie and Friendsが1969年に『Comin’ Home』のB面曲として発表しました。この年、Delaney & BonnieはBlind Faithのアメリカツアーにオープニングアクターとして帯同していて、仲良くなったEric Claptonが本曲のサポート・ギタリストを担当しています。
1970年代を駆け抜けた、まさに文字どおりの「スーパースター」
Carpentersが『Superstar』を取り入れたきっかけは、兄のRichardリチャード・カーペンターがアメリカのテレビ番組『Tonight Show』でベット・ミドラーが歌っているのを聴いたとき。彼はこの曲に完全に魅了され、1971年5月にリリースされ3枚目のセルフ・タイトル・アルバム『Carpenters』に収録することになります。
『Superstar』は、全米シングル・チャートに49位でチャート入り。その後たった6週間で2位に登り、2週間そのランクをキープしRod Stewartの『Maggie May』に続く大ヒットとなりました。日本やカナダでもトップ10入りし、イギリスでは18位を記録して2度目のトップ20入りを果たしています。なお、このアルバム『Carpenters』にはKarenが悲しみと憂鬱な気持ちを歌い上げた『Rainy Days And Mondays』も収録されていて、立て続けに連続ヒットを放つことになりました。
『Close to you』『Rainy Days And Mondays』そして『Superstar』…この初期三大名曲をはじめ多くのヒット曲を1970年代に続々と放ったCarpentersは、まさに文字どおり「スーパースター」として君臨していきました。
サポーター

- 紙媒体・Webサイトの編集者・ライター。ひたすらロックとヨーロッパサッカーを趣味として湘南で暮らす。じじいバンドでは、ドラムを担当。
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