抗がん剤の副作用はいろいろ。地味にじわじわくるのが乾燥肌

抗がん剤は正常な細胞にも影響を与えるので、「副作用が出やすい」と言われています。そのプロセスは、まず分裂が活発な皮膚細胞が影響を受けて角質層が薄くなることから始まります。そして、皮脂腺や汗腺の分泌が抑えられて肌の潤いがなくなり、『乾燥』が起こるわけです。そうすると、外からの刺激や細菌を防ぐバリア機能も弱くなっていきます。

▼はだカレッジ 第一三共ヘルスケア がん治療の皮膚ケア情報サイト
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hada-college/pt/dermopathy/reason/

皮膚が乾燥すると、かゆみを伴ったり、粉をふく感じになって剥がれたりします。私の場合は全身が乾燥しましたが、手のひらや足の裏なども皮膚が薄くなって、尖ったものを触ると痛みも感じることも。靴底の薄い靴を履いて出かけると、地面の硬さが足裏に響いて長く歩けないこともありました。

皮膚障害を起こしやすい抗がん剤は、フルオロウラシル(5-FU)、TS-1、カペシ タビン、ドセタキセル、シタラビン、一部の分子標的薬と言われています。

乾燥肌への対応。フィンガーティップユニットが基本

乾燥に対するスキンケアの基本は、「清潔」「保湿」「保護」の3点です。まず、やさしく顔やからだを洗ったら早めに保湿クリームやローションを塗りましょう。軟膏やクリームは人差し指の先端から第一関節くらいまでの量である1FTU(フィンガーテイップユニット*)、ローションタイプなら500円玉大の量(約0.5g)となります。

1FTUで塗る量は少し多いと感じると思いますが、軟膏やクリームはたっぷり塗ることで十分な効果が得られます。塗る量が少なすぎると、十分な効果が得られないそうです。

▼国立研究開発法人 国立がん研究センター 中央病院
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/nursing/power/010/100/index.html

*フィンガーティップユニット Finger Tip Unit
人差し指の先端から第一関節までチューブから絞り出した量が約0.5gで、両方の手のひらに塗る量に相当するという塗り方。

▼日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa39/q03.html

つらい治療、不自由な生活を経験したがんサバイバーとして開発したこちらの肌ケア商品は、乾燥肌の救世主と言われるヘパリン類似物質を配合しています。乾燥肌に悩んでいるすべての人に笑顔が戻りますように。

▼ソットサット
https://rashiku.me/sotto_satto/peer_care_moist/