自分らしく
いよいよアルゼンチンタンゴの聖地に(3)

公共交通機関を乗りこなす
チャージ式の交通系ICカードで“SUBE”というものがあり、それでバスや地下鉄に乗ることができます。なぜかこのカードを入手するのが大変で、地下鉄の駅にもないし、街のそこここにあるキオスコ(売店、キオスク)にもなく、ようやく宝くじ売り場で発見してなんとか行動スタート。すでに日本のコンビニが恋しくなりました。コンビニ万歳。チャージもかなり少額しかできないため、毎日通るキオスコでチャージすることになりましたが、それはそれで毎日顔を合わせる店員さんと仲良くなったりできたメリットになったかもしれません。
バスのハードルが高い
地下鉄はほぼ日本と同じ感じで、なんと丸ノ内線の車両がリユースされているラインもあるらしく、車内のサインが日本語のままだったりするらしいです。バスは24時間運航しているものの、時間どおりには来ません。停留所の案内はないので、自分で降りる表明をしなければなりません。さらに、行先によって料金が変わるので大体の行先を乗るときに運転手さんに告げなければいけません。これは、ハードルが高かったですね。
私は行先を言うだけで精一杯でしたが、現地の人たちは若者たちでさえちゃんと「こんにちは! 行先○○まで。ありがとう」と短時間に言ってのけていたのです。この光景を目の当たりにして、「すごいなあ」と思ってしまいました。日本は静かなのはいいけれど、現代では「ありがとう」という習慣があまりないのかもしれませんね。
ウーバーが発達していてありがたい
アルゼンチンでも最近になってか、Uberが発達しています。タクシーよりも安全で現金のやりとりがないということで、夜中に帰宅するときはUberを呼んでいました。しかも激安。20分ぐらい乗って300円台とか信じられない。バスの5倍ぐらいするので、それはそれで高いのかもしれません。
※本コラムの情報は2024年9月時点のものです。
サポーター

- マーケティングコンサル会社代表。
福岡県出身。高校時代に海外留学。大学卒業後、証券会社の海外勤務、内外化粧品会社マネジメント、事業開発、マーケティング、ラグジュアリーブランド、海外化粧品ブランド日本代表などを経て、現在に至る。
44歳のときに左乳がん発症。部分摘出、全摘手術の2度にわたる手術を経て、2年後に自家組織による再建に着手。2019年卒業。
趣味は、旅行、温泉、茶道、書道、着物、アルゼンチンタンゴ。
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