9年目の3月11日が訪れようとしています。あの日から、何かが変わった人、変わろうとした人、変わらなかった人、変わらない人…。

私は、あの日から、物事の見え方・考え方、交流関係など、180°変わったように思います。「いつ死ぬか分からない」「順番は守れない」ということを頭の片隅に置きながら、日々生活しています。死は公平なようであって、時に、そうではないように思うからです。

日本の四季がなくなる

ここ数年の世界的な異常気象で、毎年のように日本各所が痛めつけられています。狂った自然が大地や海とともに生きる人々の生活の基盤を奪い、四季折々の風景を少しずつ消していくように感じます。

地震、津波、火山、台風、洪水などの自然の脅威に備え、各々が防災の意識をもつようにとメディアは語りかけます。予想の斜め上をいく災害が訪れるなかで、何をどう備えればよいのでしょうか。

「互助」は活きているか?

災害が起きれば、自衛隊の出動、自治体のボランティアセンター開設、ボランティアの出番、という流れが当たり前の世の中となってきました。最後は「互助」頼みです。自治体によっては、「互助」が上手く機能していない場合があります。それは、独居老人が多い地域、慢性的な人手不足の地域、そもそも「助け合いの精神」が希薄な地域などが挙げられます。

それならば、各地からボランティアをたくさん募ればよいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いち災害ボランティアの視点から、これだけ災害が続くと、もう、個人の善意だけでは成り立たないようなフェーズにきている、と思うのです。

明日は我が身、いつ被災するか分からない世の中です。被災したときの辛さを少しでも軽減できるよう、お住まいの自治体が災害時にどのような対策をとるのか知っておくこと、防災の知識と経験を得て、その日に備えることは必要なのかもしれません。