毎回「運動は身体に良い!」と推奨していますが、なんでも表裏一体です。そこで、今回はネガティブな側面もお伝えしていきます。

活性酸素が出る

 
私たちの身体は、酸素を使ってエネルギーをつくり活動しています、エネルギーをつくる過程で必ず発生するのが「活性酸素」です。身体を酸化させる物質として聞いたことがある方も多いと思いますが、運動をすると日常生活より多くのエネルギーを必要とするため、産生される活性酸素も多くなります。

この活性酸素に対抗するために必要なのが抗酸化能力です。ビタミンC、コエンザイムQ10、ポリフェノールなどアンチエイジングとされている物質は抗酸化能力があるため、活性酸素に対応するためのものとして着目されています。

関節に負担がかかる

引退したスポーツ選手には関節が摩耗したり、足首が動かなくなる人がいます。アマチュアでも激しいスポーツをすれば、身体が負荷に絶えきれずケガを負うこともあります。

関節への負荷を軽減してくれるのが筋肉ですが、筋肉が衰えている運動不足の方がいきなり激しい運動を始めると、「関節を痛める可能性が高くなる」といえます。最初はストレッチやウォーキングなど軽い運動からスタートして、2週間くらい経過を見てから筋トレや水泳、自転車などのアクティビティを開始しましょう。

熱中症のリスクが上がる

「体力づくり」と言われると想起されるのが運動です。しかし夏の暑い時期に運動を開始すると、熱中症のリスクが高まります。屋外ではなくても運動をすること筋肉で熱が発生し、熱が体内にこもることで、夜間などに熱中症を発症する可能性があります。運動後は水のシャワーを浴びたり、冷房下で過ごして筋温を低下させましょう。

一過性に免疫が低下する

現在、「免疫力」という言葉には賛否両論がでていますが、過度な運動、消耗して疲れるまでの強度で運動をすると、一時的に風邪を引きやすくなります。これは身体の炎症反応が促進されることや、運動で分解された筋肉が再合成されること、あるいは呼吸によって傷ついた呼吸器の上皮細胞が引き起こすことなど、さまざまな要因で起こります。そのため強度の高い運動を継続的に行うと免疫力が低下しやすくなります。

以上、当たり前すぎることかもしれませんが、改めて運動のデメリットという切り口でお伝えしました。ここまで書きながらも、私は一貫した運動推進派です(笑)。皆さま、適度に身体を動かしてくださいね!