日頃のお手入れ

毎日使用するウィッグは、髪と同じようにお手入れして使う必要があります。特に暑い日が続く季節には汗も多くかきますから、毎日洗うことをお勧めします。

この「洗う」という行為は、衛生面だけではなく自然さを保つためにも大事な作業です。汗や脂が残っていると、匂いの原因にもなります。さらに脂がウィッグのネットに残ったままになっていると、酸化が進み早くウィッグが傷んでしまう原因となります。毎日ウィッグを洗いブラッシングして置いておくことで、絡むことも少なくなります。

「毎日洗うと、痛まないか?」という質問をよくいただくのですが、汗や汚れがついて絡まっている状態の方が早く痛むので毎日のお手入れを推奨します(シャンプーのやり方などは、前回のコラムをご覧ください)

汗の対処法

夏の暑い日、ウィッグをつけて外出するのは気が重くなりますよね。頭も汗を多くかくのですが、ウィッグを使用している状態で頭にかいた汗を人前で拭くのは難しく、「化粧室に入って、一度外してから」といった工夫が必要になります。汗が滴り落ちることで、化粧が崩れてしまうおそれもあるでしょう。

そこで当店のお客様から教えていただいたプチテクニックをご紹介いたします。それは、頭に汗脇パットを乗せてからウィッグをつけること。そうすればパットが汗を吸収してくれるので、汗が落ちてきづらくなります。ウィッグのなかに入れる物はなるべく薄い物が良いのですが、キッチンペーパーなどは吸収力も低くすぐにボロボロになってしまうそうです。いろいろ試した結果、汗脇パットが一番使い勝手が良かったそうです。汗を良くかく方は、ぜひお試しください。

小物を使って暑さをしのぐ

髪を下ろしたままウィッグをつけると、熱を余計に顔周りにため込んでしまう状態になります。そんなとき小物を活用してスッキリさせれば、快適な状態で使えるようになります。

たとえば、帽子。ウィッグとの相性は抜群です。かぶることで直射日光を避け、特に髪型などを気にしなくてもとても自然に使用できます。また、帽子をかぶった状態で髪を結べば、首元に風が入るので格段に涼しくなります。そのときにしっかり縛りすぎず緩めに縛るようにしてください。しっかり結びすぎると、ウィッグの折り返しの部分が見えてしまう恐れがあるからです。あくまでも緩く結ぶようにしてください。

制汗スプレーなどもお勧めです。頭に直接使用してもよし。それが難しいようなら、首元の太い血管部分にかけてあげると頭が冷えやすくなります。

1年のなかでウィッグにとっては一番辛い季節。ちょっとした工夫で、快適なウィッグライフをお送りください。