自分らしく

ネイチャー・サウンドの効用

騒音に囲まれた生活

私たちの生活はノイズだらけです。外を歩けば、車や工事現場、駅や雑踏など、いたるところで騒音に囲まれています。途切れない騒音は嫌になりますが、気にならないとしたら麻痺しているのかもしれません。騒音から逃げられたら、ストレスも軽くなるに違いありません。

森のなかの鳥のさえずり、海や川の水の音、雨だれの音やそよぐ風の音…自然界が発する音には安らぎを感じます。安静時の脳波であるアルファ波は、体や心がリラックスしているときに検出されるそうです。自然界の音がアルファ波を引き出すことは研究で明らかになっています。

安らぎを感じる自然界の音

40年も前に、「波の音」だけを収録したレコードが人気になりました。写真家の浅井慎平さんが製作した『サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ』というレコードです。当時(1970年代後半)はサーフィンの人気も沸騰して、「波の音を部屋で聴く」というライフ・スタイルがおしゃれな時代でした。今ではおしゃれより、ストレスを和らげるために波の音が役に立っています。

波の音だけでなく、鳥のさえずりやせせらぎの音など自然界の音(ネイチャー・サウンド)を集めたCDはヒーリングの処方箋になっています。自然界の音には「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」と呼ばれるリズムが存在し、ストレスを軽減する効用があるとか。川や雨、波などの音は不規則性と規則性がバランスよく調和していて、それが私たちの気持ちを落ち着かせることにつながっているそうです。

騒音に疲れたら、「ネイチャー・サウンド」を聴いてリラックスするのも一興です。

サポーター

浅井 祐二
浅井 祐二
ガラス・メーカーや外資のブランド会社に勤務し、現在は宝飾会社のアドバイザーを務める。
愛好するスムーズ・ジャズの素人ブログを発信している。

プロフィール