自分らしく

ハーモニカとハープの演奏を味わう

小さい楽器と大きな楽器

小さくても存在感があり、大きくても繊細な魅力をもっている…そんな形容が当てはまる楽器があります。

小さい楽器は、ハーモニカ。手のひらに入る大きさで、わずか10の穴からなるシンプルな楽器です。音域は狭いのですが、懐かしさを感じる音色が魅力です。

片や、大きな楽器はハープです。オーケストラで使われるものは、2メートル弱もあり重さは40キロ前後に及ぶそうです。50本近い弦が張られた構造をしています。天使が奏でるイメージが定着していて、美しい音色が思いうかびます。

意外な共通点ですが、ハーモニカはハープと呼ばれることがあります。口でくわえて弦を弾く原始的な楽器の「マウス・ハープ」から、ハーモニカの呼び名に引き継がれたようです。

ハーモニカとハープの名手

ハーモニカとハープの演奏に、昔から惹かれています。なかでも、この2人の演奏を聴くのは至福のひとときです。

ベルギー出身のトゥーツ・シールマンス(1922〜2016)は、ハーモニカの名手です。口笛も奏でるユニークなジャズ演奏家。90歳を過ぎても演奏をしていた人で、晩年のライブ演奏は熟練の味わいにあふれています。

スイス出身のアンドレアス・フォーレンヴァイダー(1953年生まれ)は、エレキ・ハープを操る現代的な音楽家です。大編成のオーケストラにも匹敵する多彩で幻想的な音色を繰り出します。特定のジャンルに定義できない音楽世界は、目の前に映像が広がるようです。

2人の演奏で、ハーモニカとハープの魅力に触れてみませんか。

サポーター

浅井 祐二
浅井 祐二
ガラス・メーカーや外資のブランド会社に勤務し、現在は宝飾会社のアドバイザーを務める。
愛好するスムーズ・ジャズの素人ブログを発信している。

プロフィール