乳がん生活:患者力:患者力アップのヒント

自分の「こころ」と「からだ」に注意を向けて

選ぶのは好きなもの

興味のないことを無理やり学ぼうとすると、イヤなことを学んでいるという思いが生じるのでやめましょう。どんなことも、興味を感じたらどんな方法でもよいので、すぐに始めてみましょう。それは、新しい自分が生まれ出るサインなのです。

しるし

朝、目を覚ましても仕事が嫌で、なかなかベッドから出られない。仕事のやる気が出ないとき、または仕事が終わったとき、「魂の抜け殻になった」ような気持ちになる。こんなときは、ご自分が抱いている感情に関心を払わなくてはなりません。それは、「もっと充実した生活を送る手段を手に入れなさい」というしるしなのです。

ゆっくり穏やかに

会話してみましょう。早く早くと急き立てることなく「ゆっくり穏やかに」を意識していると、呼吸は整い、言いしれぬ不安や不調感がとれ、いろいろな意味でプラスの作用を受け取ることができるようになります。

現実をしっかり見ることができ、また、それに取り組もうとする勇気も出てきます。何でもかんでも一人で頑張り過ぎず、ただ「ゆっくり穏やかに」を心がけていれば、自然とあなたの雰囲気が穏やかに変化し、それと同時に周りの状況が変わっていきます。そして、ひとつひとつ問題を解決する何かが差し出されてきます。

チャージするとき

人間の一人ひとりが「持ちつ持たれつの関係にある」こと、また、すべての人々のなかに「同じ神性が流れている」ことをよく理解してください。ですから、表層的なことにとらわれて、人と比べて自分は劣っているとか、コンプレックスを感じる必要はないのです。

いま、目の前に起こっていること、出会う人物はあなたを成長させるためにあります。人との関係において、一歩先をいっているとか、遅れているとか感じているのなら、いまこそ「チャージするとき」だと考えましょう。

サポーター

川窪 茂子
川窪 茂子
メンタルオフィス・グロウ代表。
精神科医療機関立ち上げ後、某企業EAP相談員を経て、独立開業。
コーチング、算命学、カウンセリングをミックスした手法で人々の強みを引き出し、後押ししていくことを得意とする。
「今あること」に心を向けて、日々気楽に生きていくことがモット―。

プロフィール