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暑い日のウィッグ快適グッズ

夏は内部に熱がこもりやすい状態

これから数ヶ月熱い日が続きますが、ウィッグを使っていると余計な暑さを感じて気になることも多いと思います。そんなとき、少しでもウィッグ生活を快適に過ごしていただけるプチ情報をお伝えしたいと思います。

まず最初に気になるのが、ウィッグをかぶっていることによる暑さ対策。ウィッグはベースのネットの部分を見せたくない商品が多いため、根本の部分の毛量が自毛より多めに植っているものがほとんどですよね。そうなると頭皮に当たる風量も減り、余計に熱がこもりやすい状態となっています。ということは、頭から大量の汗をかくことも増えていくわけです。ネットの形状によっては汗を吸わないものもあるので、大量の汗が滴り落ちてくるなんていうことも少なくありません。

汗吸収シート、冷えピタシートなどを活用すれば快適度向上

そんなときに使うと便利なグッズが、汗吸収シート。薄手のものであれば、どのようなものでも大丈夫です。厚手のものですとボリュームが出てしまい、若干違和感を感じる場合もありますから、できるだけ薄手のものを選ぶとよいと思います。これを頭皮とウィッグの間に一枚挟むだけで、だいぶ快適に使えるようになります。

最近使っている方もたくさん見かけるポータブルファンなどで風を送り込む方法も直接的な暑さ対策ですが、冷えピタシートなどをウィッグのなかに貼るのも暑さを和らげるものとしておすすめです。ハーブ配合で肌に優しい品もありますので、お好きなものをお選びになるといいでしょう。貼る位置は後頭部の辺りが効果的です。後頭部はもともとヘアスタイルとしてボリュームがほしい部分ですので、デザインとしても効果としても一石二鳥です。

ちょっとしたアイテムを使用することで、夏はちょっと辛いウィッグの時間を少しでも快適に過ごしていただけたら幸いです。

サポーター

中野純平
中野純平
美容室経営。
国内外の理美容室に従事した後、株式会社アートネイチャーに就職。ウィッグの知識を得て、2007年にウィッグや育毛をメインとした『ヘアメイクキオラ』をOPEN。抗がん剤治療の方や薄毛の方に向けて格安ウィッグからオーダーメイドウィッグを取り扱い、ご利用になる方のニーズに合わせたウィッグを提案。抗がん剤治療後の髪のお悩みなどにも対応。
趣味は、もっぱらアウトドアでスノーボード、カヤックフィッシング、キャンプなど。

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