乳がん生活:患者力:患者力アップのヒント

みんなの居場所、マギーズ東京

『マギーズ東京』をご存知ですか?

『マギーズ東京』のことは、がんと診断された方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。所在地やコンセプトはホームページにお任せするとして、ここではおすすめのポイントについて触れたいと思います。

どんな人が利用できるの?

「がん」という言葉に影響されている人、皆さんです。もちろん、がん患者本人ではない人も含まれます。治療中の人、サバイバー(※)、その家族、大事な人が「がん診断」された人など、誰もが利用できます。
※がんの診断を受けてから、病気というハンデがありながらも、その後を生きていく人々

患者会との違いは

大きな違いは、「日時指定のない恒常的な場所」ということです。もちろん、入退出もそれぞれ利用者の自由です(患者会は、一部、平日ランチ会などありますが、週末開催が多いようです)。マギーズ東京は平日も開いていますから、幼稚園ママさんでもフラッと立ち寄って、お子さまのお迎え時間に合わせて退出できます。異なるがん種の人とも交流できます。

他の利用方法

話を聞いたり聞いてもらったり、本を読んだり、泣いたり、お茶を飲んだり…お家にいるようにくつろいで過ごしていいのです。もちろん、お家なら何もしないという選択肢もありますよね。

館内ではカウンセリングの専門家が話しかけてくれますが、話しかけてほしくないときは程よい距離感を保ってくれます。私はブログを通じて知り合った人とマギーズで交流するようになりました。その後は、ブロ友からリア友の関係に変わっています。利用方法は、まだまだ他にもありそうです。

マギーズ東京

サポーター

MEG
MEG
キャビンアテンダントとして20数年勤務したエアラインを退職し、求職活動中。
ワンオペ育児・両親の介護・左乳房に発症した2つのがん(悪性リンパ腫/乳がん)と向き合う。抗がん剤、髄注、手術、放射線治療を経て、アロマターゼ阻害薬でホルモン療法中。
要介護4の実父、要支援1の実母、子どもは小3男児。趣味は9㎏減量に成功したフラダンス。
BEC乳がん体験者コーディネーター認定。令和元年度実施の国家試験で保育士資格取得。

プロフィール