自分らしく

心と身体をデトックスする旅~南インドケララへの旅(4)

食事のとり方について

ドクターの問診で、食べたほうが良いとされるメニューが決められました。アーユルヴェーダ用のレストランの全メニューが掲載された小冊子に、食べていいメニューがチェックされていました。

3食ともビュッフェ形式で、野菜、フルーツ、豆、穀物のみの生活! ただ、制限はありながらも自分で選ぶシステムはそれほど苦痛ではなく、滞在中、動物たんぱく質やお酒がない生活も問題なく過ごすことができました。

朝食はフルーツ、ドーサ(クレープのようなもの)、温かい飲み物で、ランチがメインです。フルーツに合わせて、サラダ、メイン料理と種類も豊富。夕食は生野菜やフルーツは食べず、温かい食べ物だけのメニューです。「早食いはせず、3/4程度の満腹状態で食べることをやめましょう」というのがルールです。

衝撃のピンクの水

食事でもっとも興味がわいたのが、ヴェンガウォーター。ドクターからは、このお湯を一日2L飲むという指示です。無味無臭ですけど、なんとピンク色。日本で「スオウ」と呼ばれる樹木を干し、紛末にしたもので沸かしたものです。

こちらを入れることで水自体の浄化もしますが、血液の浄化にもいいといわれていて、南インドでは日常的に飲まれるそうです。

最後のコンサルテーションと帰国後の生活

最終日の前日、再びドクターの問診。日本に帰国してからの生活習慣のヒントをもらいました。実は4日目くらいから、夜中にホットフラッシュで大汗かいて目がさめることがなくなったことを伝えました。私は処方してもらった薬が効いていると思うと伝えたところ、ドクターからは「薬でなくて食事の効果の方が大きいのですよ」とのお話を受けました。「あなたの身体はあなたが食べるものからつくられる」というアーユルヴェーダの考え方のようです。

帰国後の状況として、まずインドでは体重がそれほど減らなかったのが、帰国後2kg減量しました。日々の生活アドバイスについてはすべてを実行するのは正直、難しいですが、少しずつでも、習慣化することができるようにと思っています。今のところ実行できているのが、以下3点です。

①毎日、ヴェンガウォーターを1L飲むこと
 外出もあり、2Lは実行できておらずですが…

②肉を控えること
 1日だけ、半年前からの予約で焼き肉に行ってしまいましたが…

③ホルモンバランスに良いとされるフラックスシードの摂取

ヨガで教わった呼吸法は、できたりできなかったりになっています。食事については、ドクターから「完璧に行うのは難しいと思うけれど、ジャンクフードを食べることだけからでも実行してみて」と言われたので、これについては実行できていると思います。

自分の身体は自分が食べるものからつくられる。この言葉は忘れずに日々の食べ物には気をつけつつ、楽しく食事をすることができたらと思います。

サポーター

渡邊亜紀
渡邊亜紀
26年間の百貨店勤務→4年間の中小小売企業の役員→2023年4月から鍼灸師を目指して専門学校に入学。百貨店在職期間中はビューティ関係に関わる期間が長かったため、インナービューティ、健康への関心が高く、その結果鍼灸師になりたいと思い学生になりました。趣味は日本舞踊(正派若柳流)で名取取得しています。その他、旅行、着物、醸造酒(ワイン、日本)も好きで、SAKE DIPLOMAの資格も取りました。

プロフィール