自分らしく

心と身体をデトックスする旅~南インド ケララへの旅(2)

いよいよドクターの問診です

チェックインを済ませ、一休みをしたところでドクターの問診です。ドーシャのタイプを調べるためのいくつかの質問に答え、舌や脈をチェックされ、身体の不調を伝えました。私は、「緑内障であること」「スギ花粉症」「肩こりや冷え」(特に腰がひどい)に併せて、最近、急にひどくなったホットフラッシュをインプットしました。体重も気になる点として伝えました。

診断の結果、私のドーシャはピッタ・ヴァータのタイプ。この2つのドーシャのバランスを整えるための食事は、渡された小冊子にレ点チェックされたメニューをレストランのビュッフェから選ぶ仕組みです。そして、日々の施術メニュー作成、ホットフラッシュと肩凝りの薬が処方されました。

呼吸法とヨガのセッション

毎朝、7時~8時半までヨガのレッスンを受けるため、「6時に起きて10時くらいには眠る」という超規則正しい生活を送りました。練習の最初の30分は呼吸法と瞑想のセッションです。呼吸法はカパラバティとナディショーダナ。カパラバティは鼻から「フッ、フッ」と腹筋や横隔膜を使いながら息を吐くことを連続して行います。身体がすっきりします。「片鼻呼吸」とも呼ばれるナディショーダナは、「片方の鼻の穴を押さえて左右交互に呼吸する鼻の穴を変える呼吸法。「自律神経のバランスが整い、眠る前に行うことで睡眠の質が上がる」といわれていて、朝の眠気覚ましにもお勧めです。この2つの呼吸法は帰国してからも継続して日々の生活に取り入れています。

ヨガを始める前にマントラを唱えて、小鳥のさえずりと波の音を聞きながらのとても心が落ち着くセッションでした。でも日本で行うヨガと比べるとアーサナはそんなに違わないものの、行う順番が異なり、鋤のポーズがはじめの方に行われたり猫のポーズが最後の方に行われたりと、それぞれなんだなぁと思いました。

サポーター

渡邊亜紀
渡邊亜紀
26年間の百貨店勤務→4年間の中小小売企業の役員→2023年4月から鍼灸師を目指して専門学校に入学。百貨店在職期間中はビューティ関係に関わる期間が長かったため、インナービューティ、健康への関心が高く、その結果鍼灸師になりたいと思い学生になりました。趣味は日本舞踊(正派若柳流)で名取取得しています。その他、旅行、着物、醸造酒(ワイン、日本)も好きで、SAKE DIPLOMAの資格も取りました。

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