自分らしく

観て撮って楽しい写真。せっかくなら、撮ってみよう(1)

プロだってアマチュアだって、写真家だ。
私は、こうして写真家になった

愛車を撮りたくて、手にした一眼レフカメラ。2シーターの助手席を占拠するようになってからは、愛車はいつも満席だった。カメラも良き相棒となった。しばらくすると、そのファインダーは愛車ではなく目の前の風景に向けられるようになる。ひとりの写真家が生まれた瞬間だ。

学生時代にはまったく興味なかったが、それからは撮影に夢中だった。金曜の夜、仕事から帰ると少々の仮眠をとり、渓流や富士五湖などの水辺に向かう。そう、朝活だ。水流の音、木々の香、朝方の厳かな富士の姿、そしてそれらを撮影することそのものが私の癒しとなっていった。

スマホで充分、カメラを片手に行動しよう!

既知のことではあるが、最近はスマホでとても素敵な写真が撮れる。もちろんミラーレスを含めた一眼に及ぶところではないが、それでも充分で「写真家」になる必要もない。まずは、撮る喜びを知ってもらえるとうれしい。旅や外出先の風景、自分や身近な人、美味しい料理など、世の中には屋内外を問わずフォトジェニックなものがあふれている。

そしてSNSをはじめ、撮ったものを世に出す機会もたくさん用意されている。何とも好都合な世の中になったものだ。もしまだ始めていない方がいたら、きっとあなたの世界を広げるツールになることであろう。

掲載の写真は、たまたま通りがかった某所で撮影した当時の愛車。写真を撮り始めたころのものだが、初心者感が満載。それでもここに掲載させていただく。まずは、楽しければいいのだ。

サポーター

SHINYA MATSUMOTO
SHINYA MATSUMOTO
フォトグラファー。 趣味の風景写真が高じて、写真の世界に転身。ブライダルカメラマンとして人物撮影を学んだ後、現在は独立。
前景・背景を活かした人物写真、「表情」を引き出した風景写真を意識し、将来は両者の融合を目指す。
プライベートでも撮影を楽しみ、写真撮影においては大抵のことは苦にならない。

プロフィール