セイタカアワダチソウ だんだん色のなくなる 空き地の草むらから ぶくぶく 頭をだしてい...

10月の帰り道 夕闇の中 昼の名残の ゆるい空気を感じて 歩いていると ときおり...

気づいたら 夏を惜しむ花火の様に 彼岸花がたくさん 咲き出していました 空に向かって ...

泡立つ しゅわしゅわしゅわ サルスベリの花が 枝先から わき出しています 入...

読書 冷房の効いた 電車にとびのって 一息 目の前に座っている女性が 背筋を伸ば...

むらさきつゆくさ すっとした長い葉に 束ねられたちいさなつぼみ 毎朝　順に顔を上げて咲く...

運動会の次の日 グラウンドは ひとりぼっち ならんだハードルを 緊張して跳んだ6コ...

ジャンプ 新しいセーラー服の中学生が 通勤ベテランの父親と 4月の改札を通る ラッ...

願い 右手の指と 左手の指と ぎゅっと組み合っていると 胸から出発した願い事は ...

2月の自転車通勤 いつも最後の坂道あたりで ブレーキきゅっとかけながら てぶくろの中に ...