自分らしく
心と身体をデトックスする旅 ~南インドケララへの旅(3)
一週間で体験した「アーユルヴェーダ」の施術
ドクターの問診で、1週間のトリートメントメニューが決まりました。特に、冷えの悩みや肩こり、老廃物排出が意識された内容だったようです。主要なメニューは、以下のようになります。
●アビヤンガ
オイルマッサージ。期間中、もっとも多く施術してもらいました。まずは椅子に座り、頭、足、手を軽くセラピストが触った後、私に向かって合掌するところからスタートします。「他人の身体に触れさせていただく」ということへの感謝の気持ちからくる所作です。新鮮な考え方だと思いました。その後、横になり温めたオイルを身体に振りかけてオイルを身体に浸透させるようにマッサージされました。オイルを身体のなかに入れることで、体内にある老廃物を外に排出させる効果があるようです。
●ウドゥワラタナム
ハーブパウダーを身体に刷り込むように行うマッサージ。こちらもパウダーは温められており、脂肪燃焼効果があるとのことでした。
●キリ
ハーブボールに温かいオイルをひたし、肩こりや冷えている腰を中心にパッティングするトリートメントです。かなり身体が暖まり、大汗をかきました。
●レパナン
薬草ペーストをパックのように塗布して30分放置します。私は腰に塗布してもらいました。こちらもじんわりと腰が暖まり、まるで温感シップを貼っているような効果でした。
●シロダーラ
「アーユルヴェーダ」というと、こちらを連想する人が多いのではないでしょうか? 暖めたオイルを額にたらす施術です。ヴァータのエネルギーを抑える働きがあり、リラックス効果、ストレス解消につながるそうです。
●クシーラダーラ
こちらは薬草入りのミルクを額にたらします。ピッタのエネルギーを抑える働きがあり、クールダウンの効果があるそうです。私はヴァータ・ピッタのドーシャだったため、両方の施術を受けることになりました。
正直、「シロダーラ」「クシーラダーラ」の効果は分かりませんでしたが、とにかく代謝は「これでもか!」というくらい、あがりました。食事をすると、とたんに身体じゅうから汗が吹き出てくるほど。片時も汗をふくタオルが手放せませんでした。
サポーター
- 26年間の百貨店勤務→4年間の中小小売企業の役員→2023年4月から鍼灸師を目指して専門学校に入学。百貨店在職期間中はビューティ関係に関わる期間が長かったため、インナービューティ、健康への関心が高く、その結果鍼灸師になりたいと思い学生になりました。趣味は日本舞踊(正派若柳流)で名取取得しています。その他、旅行、着物、醸造酒(ワイン、日本)も好きで、SAKE DIPLOMAの資格も取りました。
プロフィール
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